産科
産科

妊婦健診は、妊娠中のお母さんと赤ちゃんの健康状態を定期的に確認するための健診です。妊娠期間中には、お母さんの身体にさまざまな変化が起こり、赤ちゃんも日々成長・発育します。これらの変化を適切に管理し、健康的な妊娠と出産を迎えるために、妊婦健診は欠かせません。
妊婦健診では、超音波検査によって、赤ちゃんの成長や健康状態を確認する大切な検査です。お腹の中の赤ちゃんをリアルタイムで確認できることからも、多くの妊婦さんにとって安心できる検査となるでしょう。
赤ちゃんの大きさや発育状態を見ることができ、赤ちゃんの心拍や動きも見ることができます。それ以外に、胎盤の位置や、羊水量、血液の流れなども見ることができます。
お母さん自身でも画面で赤ちゃんの姿を見ていただくことができ、成長を感じるなど母性を育むことにも役立つ時間となります。
当院では、最先端の超音波機器「Voluson Expert22」を導入しております。

また健診ではお母さん自身の身体の状況の変化をみていき、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病といった妊娠特有の合併症の早期発見・早期対応を目的に、妊娠週数に応じた検査が行われます。
定期的な健診を通じて、医師と妊婦さんがコミュニケーションを取りながら不安を解消し、出産に向けて準備を整えることができます。
妊娠が確定した際には、今後の妊婦健診のスケジュールや注意事項について詳しくご説明し、妊娠届出書の提出方法や母子健康手帳の交付手続きについてもご案内いたします。不安なことがあれば何でもお気軽にご相談ください。
妊娠初期には、生理が予定より遅れることや、軽いつわりとしての吐き気や嘔吐が見られることがあります。また、乳房の張りや痛み、日中の強い眠気や全身の倦怠感、微熱が続くといった体調の変化も現れることがあります。これらは妊娠のサインである可能性がありますが、同時にストレスやホルモンバランスの乱れといった他の要因によっても起こり得るため、自己判断せず、少しでも不安を感じたら早めに産婦人科を受診することが大切です。
これらの症状が見られる場合には、妊娠しているかどうかを確かめるためにも、できるだけ早めに必要な検査や診察を受けることをおすすめします。
妊娠の進行にあわせて必要となる検査内容は変化します。これらの検査は、お母さんと赤ちゃんの健康状態を正確に把握し、安心・安全な妊娠生活を支えるうえで欠かせないものです。
超音波検査(エコー)
赤ちゃんの推定体重や発育状況、羊水の量、胎盤の位置などを確認するために行います。3D/4Dエコーを用いることで、赤ちゃんの表情や手足の動きまで立体的に観察できるため、お母さんにとっても安心材料となります。
尿検査
タンパク尿・尿糖・潜血の有無を確認し、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病、腎機能障害などを早期に発見することを目的としています。
血圧測定・体重測定
妊娠中の急激な体重増加や高血圧の兆候を見逃さないよう、毎回の健診でチェックを行います。体重管理はお母さんだけでなく赤ちゃんの健康にも関わるため、適正な体重増加を保つことが重要です。
血液検査
妊娠初期には貧血の有無の確認や、B型肝炎や梅毒、HIVなどの感染症の有無を調べて、母子感染のリスクを回避する目的があります。
内診
子宮の大きさや頸管の長さ、状態を確認し、切迫流産や早産の兆候がないかをチェックします。頸管無力症の疑いがある場合にも重要な検査となります。
妊娠初期胎児スクリーニング
妊娠12〜14週未満を対象とした超音波検査で、赤ちゃんの首の後ろのむくみ(NT:頸部透亮帯)や鼻骨の有無を確認し、その週数での身体の構造を評価します。必要に応じて母体血清マーカーとの併用も可能です。
妊娠中期胎児スクリーニング
妊娠18〜22週に行う詳細な超音波検査で、赤ちゃんの頭部、顔面、心臓、脊椎、内臓、四肢など全身を観察し、構造異常の有無を精密に確認します。先天性心疾患や消化管異常、骨格異常などの早期発見を目的としています。
中絶手術(人工妊娠中絶)は、さまざまな事情により妊娠を継続することが困難な場合に、医療的な手段を用いて妊娠を中断する処置です。日本では「母体保護法」に基づき、妊娠22週未満(妊娠21週6日まで)の中絶が認められています。中絶の時期は妊娠初期(〜11週)と中期(12週〜21週)に分かれており、手術の方法や身体への負担が異なります。
妊娠初期の中絶では、子宮内を機械的または吸引によって内容物を取り出す方法が一般的で、妊娠6週〜9週での手術が最も身体への負担が少ないとされています。近年では、WHOも推奨する子宮に優しいMVA(手動式真空吸引法)を導入する医療機関が増えており、将来の妊娠への影響をできるだけ抑えた処置として注目されています。なお、妊娠10週を超えると胎児が大きくなり、合併症のリスクも高まるため、できるだけ早期の受診が望まれます。
一方で、中期中絶(12週〜21週)は人工的に陣痛を起こして胎児を出産する方法であり、入院を伴い精神的・身体的な負担が大きくなります。総合病院などの適切な施設での対応が求められます。
当院では、これらの適応を慎重に判断し、患者様とご家族の意思を十分に尊重した上で治療方針を決定いたします。
妊娠初期
この時期の手術は、当院で日帰り手術が可能です。手術前には十分な説明とカウンセリングを行い、患者様の不安を軽減するよう努めています。
妊娠中期(当院では行っておりません。)
この時期の手術はより慎重な対応が必要となります。母体の安全を最優先に、適切な施設での入院治療をご案内いたします。
当院では、手術前の十分な説明と同意の確認はもちろん、手術後のアフターケアにも力を入れています。身体の回復状況を定期的に確認し、感染予防や合併症の早期発見に努めています。
また、精神的なケアも重要と考えており、必要に応じてカウンセリングのご紹介も行っています。患者様が一人で抱え込まず、適切なサポートを受けられるよう配慮しています。
中絶は決して軽い判断で選ばれるものではなく、身体的にも精神的にも負担の大きい選択肢です。しかし、望まない妊娠に悩み、将来に不安を感じている方にとっては、重要な選択肢でもあります。
当院では、患者様一人ひとりの思いや事情に寄り添い、安心してご相談いただける環境づくりを大切にしています。手術を受けるかどうかを含め、パートナーとの話し合いや医師とのカウンセリングを通じて、納得のいく判断ができるようサポートいたします。
「もしかして妊娠かも?」と不安な気持ちを抱えている方は、まずは早めにご相談ください。時間が経つほど選択肢が限られてしまうため、早期の行動がとても大切です。
当院は大阪市城東区に位置し、京阪野江駅から3分とアクセスが良好で、定期的な通院にも便利です。保険診療を中心としており、必要に応じて自費診療にも対応しています。
妊娠・出産は女性にとって大きなライフイベントです。当院では、患者様一人ひとりの状況に応じたオーダーメイドの医療を心がけ、安心して妊娠期間を過ごし、適切な選択ができるよう全力でサポートいたします。
何かご不安なことやご質問がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
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